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【誰でもできる!】普通の年収300万円OLが30代で3,000万円を貯めて「ゆるFIRE」した方法【FIRE,セミリタイア】

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ぱすたお
ぱすたお
こんにちは!ぱすたおです。

今回は、「ゆるFIRE」がテーマの記事になります。

Contents

はじめに

先日、こちらの「ゆるFIRE・アラサーdeリタイア」というYouTubeチャンネルやブログを運営されている「ちー」さんが書籍を出版されました。

その名も「ゆるFIRE」という何とも可愛い名前ですね。

ちーさんは、現在のご自身のライフスタイルを「ゆるFIRE」と表現されていて、ご自身のFIRE後の生活や資産形成方法などについて情報発信をされています。

本書でも「ゆるFIREとは?」という基本の部分から、具体的に「どうしたらゆるFIREできるか」という手法の部分についても書かれていました。

この「ゆるFIRE」のスタイルは私たち家族が目指す形とも似ていて、これは多くの方の参考になるお話だと思ってので、「紹介してもいいですか?」とちーさんに確認したところ、ご快諾を頂いたので今回ご紹介させて頂きます。

今回の内容

という事で、今回の記事の内容です。この流れで説明します。

◎ちーさんのプロフィール
◎ゆるFIREについて
◎印象に残った部分の解説
・CHAPTER1 ゆるFIREのキホン
・CHAPTER2 本業✖︎副業で稼ぐ
・CHAPTER3 ミニマルライフで貯める
・CHAPTER4 投資信託で増やす
・CHAPTER5 いよいよゆるFIRE!

この記事を読めば、本書の魅力が理解できて「こういうやり方なら自分にもできそう!」と思える様になると思いますので、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。

ちーさんのプロフィール

まず著者のちーさんについて簡単にご説明します。

著者のちーさんは、会社を辞めて資産収入と個人事業の収入で生活をされている30代の女性の方です。

YouTubeチャンネルやブログも運営されているので、既にご存知の方も多いと思います。

ちーさんのキャリアについてですが、学生時代に建築を学ばれていた事もあり、大学卒業後は建築系の会社に就職されます。

入社時の職種は事務職で、その頃は年収300万円の普通のOLだったそうです。

ただ、そこから資産形成を頑張って、節約・投資・本業の昇進・副業などで資産を拡大して、30代前半で資産3,000万円を貯められます。

そして、資産収入と個人事業の収入で生活していける目処が経ったため、3年前に会社を辞めてリタイア生活を始められました。

現在はブログ・YouTubeなどの個人事業に取り組みつつ、毎日やりたい事に時間を使う「ゆるFIRE」生活を楽しまれているという事です。

投資も継続されていて、現在の資産は約6,000万円程です。
最近の相場が良かった事もあってか、かなり資産額を伸ばされていますよね。

それと、時間ができて会社員時代よりも個人事業に取り組めるようになった事で、個人事業の収入も増えてきたという事でした。

こうなると資産収入への依存度が減るので、かなり盤石ですよね。

以上がちーさんのプロフィールについてです。

「ゆるFIRE」について

次に、本書のテーマである「ゆるFIRE」についてお話しします。

ゆるFIREというのは、会社を辞めた後の生活費の全てを資産収入で賄うのではなくて、不足分を労働収入や事業収入で賄っていくというスタイルの事です。

よくFIRE界隈で言われるサイドFIREやセミリタイアと同じですね。

一般的なFIREは多くの人にとって実現困難

ちーさんは、最近FIREという言葉が流行ってきて目指す人も増えたけど、一般的な資産収入だけでFIREするスタイルの場合、必要金額はすごく多いしあまり現実的じゃない。

FIREを目指す人は、貯蓄率を70%〜80%に設定している人が多いけど、それをするには「高収入+過度な節約生活」を送らないと無理だししんどい、と仰られていました。

ゆるFIREであれば多くの人が実現可能で満足度も高い

ただ、ちーさんが実践している「ゆるFIRE」であれば、もし生活費の半分を労働収入や事業収入で賄える場合、単純に考えると普通のFIREの半分の資産額で達成可能になります。

これなら資産形成期もそこまで無理せず楽しく資産を増やせるし、実践しているちーさん自身すごく満足度も高くてオススメできると感じられているそうです。

そこで、FIREを目指す多くの人に「こういうスタイルもあるんだよ!」と伝えるために本書を書かれたという事でした。

以上が、本書のテーマである「ゆるFIRE」についてです。

自分が印象に残った部分の解説

次に、それぞれの章で自分が印象が残った部分をいくつか紹介します。

本書の概要

構成

本書は以下の構成になっていて、ゆるFIREの概要から、ゆるFIREを目指す過程でやっていけばいい事を順番に解説されています。

・CHAPTER1 ゆるFIREのキホン
・CHAPTER2 本業✖︎副業で稼ぐ
・CHAPTER3 ミニマルライフで貯める
・CHAPTER4 投資信託で増やす
・CHAPTER5 いよいよゆるFIRE!

特徴①:3パターンの人物ごとの解説

この過程を、本書では3パターンの人物に分けて解説されています。

  1. まったりため上手さん:稼ぐことは苦手だけど貯めることは得意
  2. キビキビ稼ぎ上手さん:稼ぐ事が得意で貯める事が苦手
  3. スッキリムダなしさん:稼ぐも貯めるも両方頑張れる

このように、自分に似ているパターンを当てはめながら読み進める事ができるのも、本書の大きな特徴の一つだと思いました。
ちなみに、ちーさんは③スッキリ無駄なしさんだったとの事です。

特徴②:イラスト、図解が多く初心者にも優しい

イラストや図解も多いので、本を読み慣れていない人も楽しく読める様になっています。
次から、各章で印象に残った部分を解説します。

CHAPTER1 ゆるFIREのキホン

まずゆるFIREの基本という事で、いくつかゆるFIREの目安となる数字を紹介します。

貯蓄率は50%を目標にする

まず、目標とする貯蓄率についてです。

ご存知の方も多いと思いますが、貯蓄率は「収入のうち何%を貯蓄に回したか」を表している数字です。

収入が300万円あって、90万円を貯蓄に回せたら貯蓄率は30%になります。

この貯蓄率について、ちーさんは貯蓄率50%を目標にしてほしいと仰られていました。

理由としては、これくらいやらないとFIRE達成が老後になってしまって、もはやFIREじゃなくなってしまうからという事でした。

必要なのは人よりちょっと多い努力だけ

貯蓄率50%というと高く感じられるかもしれませんが、総務省の出している家計調査によると、一人暮らしの生活費は家賃を除いて13万円という事でした。

これに家賃として5万円を加えると月に18万円になって、年間にすると約220万円になります。

日本の平均年収は433万円で、手取りは330万円くらいなので、もし平均年収の人が普通の暮らしをしたら、110万円が残る事になります。この時の貯蓄率は約33%ですね。

これだと目標の50%には少し足りないので、少し頑張って支出を毎月15万円に抑えて年間180万円に、収入を毎月3万円程度増やして年間360万円にするとします。

そうすると、360万円の収入に対して半分の180万円を貯められた事になるので、貯蓄率は50%になります。

これは決して無理な事じゃなくて、少し頑張れば今月・来月からでもできる話だと思いました。

ちーさん曰く、資産形成に必要なのは「人よりちょっと多い努力だけ」という事で、そんな無理して何かを大きく変えなくても十分にできるんだよと仰られていました。

2.5%ルール

それとこの章でもう一つご紹介した