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【衝撃】大企業でも10万円の賃下げ…FIREを目指さないリスクを解説【NTT ドコモ 賃下げ 10万円】

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ぱすたお
ぱすたお
はいどーもー!ぱすたおです!
よろしくお願いします。
ぱすたお
ぱすたお
あー、ありがとうございますー!ねっ今、「賃下げ」を頂きましたけどもね。

こんなんなんぼあっても良くないですからね、しっかりお断りしておきましょう。

今回は、「FIREを目指さないリスク」がテーマの動画になります。

はじめに

賃上げのニュースが話題

最近、企業の賃上げのニュースが話題です。

政府から企業に対して賃上げ要求が活発になっているのと、好調な企業業績がその背景ですね。

NTTから衝撃のニュース

その中で、NTTから衝撃のニュースがありました。

見た人も多いと思うんですが、NTTが子会社のNTTドコモや他のNTTグループの主要各社に対して給与体系の見直しを提案しているという内容のものです。

NTTといえば日本を代表する大企業なので、そこがこういった発表をしたのはかなりの衝撃でした。

内容や背景を見るとジョブ型雇用推進の一環だったんですが、多くの一般社員や勤続年数が長い社員が不利になる内容だったので、反発が大きかったのかもですね。

いつでもFIREできる準備はしておいた方がいいと実感

皆さんはこのニュースを見てどう感じられましたでしょうか。

このニュースを受けてSNS上では、「大企業でもこんな状況だから、明日は我が身だなぁ」だと危機感を抱いている人が多い印象でした。

ただ、私個人としては、「やっぱり実際にFIREするしないは別にして、いつでもFIREできる準備はしておいた方が良いな」という気持ちが強くなりました。

「え、タダでさえ給料がどうなるか分からないのにどういう事?」と思われるかもしれません。

理由としては、「確かにFIREにもリスクはあるけど、FIREを目指さない事によるリスクもある」と思っているからですね。

今回の内容

そこで今回は、「FIREを目指さないリスク」についてお話しします。

この動画を見れば、FIREは自分には縁のない話だと思っていた人でも、「それなら目指してみてもいいかも!」と考える様になると思います。

私の独断と偏見が満載の動画なので、広い心で聞いてもらえたら嬉しいです。
では早速始めます。

FIREの概要

FIREとは?

まず簡単にFIREについて説明します。

FIREとは、近年話題になっている「早期リタイア」を表した言葉です。

FIREは、Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)の頭文字をとった造語です。

FIREはアメリカの20代〜30代の若者を中心に流行している新しいライフスタイルで、最近では日本でも知られる様になってきました。

要するに、「若いうちに稼ぎ切って嫌な仕事を辞めて自由に生きようぜ!」という何とも自由の国アメリカらしい考え方ですね。

FIREの種類と方法

一口にFIREと言っても、その種類や方法は様々です。

有名どころを挙げると、こんな感じですね。

一般的なイメージはFat FIRE、Lean FIRE

一般的には、株式や債券などの金融資産からの不労所得だけで生活できる状態を指す事が多いです。

この表で言うと、赤色のFat FIRELean FIREですね。

最近注目されているSide FIRE、Barista FIRE

ただ、それには莫大な資産が必要で時間もかかるので、最近では「資産収入+好きな仕事からの収入」で生活するSide FIREBarista FIREという生き方も注目されています。

この場合、金融資産がそこまで多くなくても、副業で稼げる様になったり、退職後に好きな仕事で働けたりすればOKという事で、実現までの期間が短いというメリットがあります。

無名だが実現性は高いCoast FIRE

それと、あまり有名では無いですが、必要資金も少なくて実現性も高いCoast FIREというスタイルもあります。

これは、将来リタイアする時に必要なお金を準備するための元本を用意して、資産を取り崩さずに生活費だけ労働で稼いで生活するスタイルです。

例えば、60歳で5,000万円貯めてリタイアしたい人なら、40歳時点で3,000万円の資産を用意して、運用に回します。

将来のお金はそっちで用意するので、日々の生活費だけを労働収入で稼げばいいし、稼いだ分は全て使っていいというスタイルですね。

FIREを目指す人は、大体これらのどれかに当てはまると思います。
これからFIREを目指される方は、ご自身の方向性に合わせて選んでみて下さい。

FIREの種類多すぎ問題

それと余談ですが、「FIREの種類多過ぎ問題」が最近FIRE界隈を賑わせています。

先ほど挙げたような海外でよく言われているFIREに加えて、日本で拡散される中で「〇〇FIRE」という言葉が多く使われる様になりました。

FIREの定義については、「嫌な仕事以外からの収入で生活できる状態」というくらいざっくりで考えておけばいいと思います。

結局は言葉遊びに過ぎないので何でもいいって事ですね。

マネー雑誌や本を見ると本当に色々なFIREが紹介されているので、「家系ラーメンの家系図か!」と思わずツッコみたくなってます。

これはちょっとご当地ネタ過ぎましたかね。
ちなみに家系ラーメンだと私は吉村家が好きです。皆さんはどこのお店が好きでしょうか。

以上が、簡単ですが前提のFIREの概要になります。

リスク①:退職後の生活に困る

FIREを目指さないリスクの一つ目が、退職後の生活に困る事です。

FIREは通常の退職を早めただけ

FIREのメリットとして、「時間と場所の自由が手に入る事」があります。

30代〜50代といった元気なうちにリタイアして、好きな事に時間を使える事は大きな魅力だと言われています。

その一方で、「そんな早くにリタイアしてどうするの?暇を持て余すよ」という声もあります。

確かに、通常の退職と比べたらリタイア期間が長くなるので、そう思われるのも仕方ないと思います。

でも、冷静に考えてみると、「退職後にやる事」「退職後の暇つぶし」といった問題は、FIREに限らず通常の退職でも同じです。

個人的な感覚だと、その期間が30年、40年、50年になるかという期間の違いだけだと考えています。

定年退職でもリタイア期間は長い

仮に60歳で退職したとして、90歳まで生きるなら、リタイア生活をする期間は約30年になります。

少し早めて50歳で退職したら、リタイア期間は40年。40歳でリタイアしたらリタイア期間は50年になります。

こう考えた時に、ちょっとイメージして欲しいんですけど、「60歳まで働いて定年退職した後の30年は暇を潰せるけど、40年〜50年は暇を潰せない趣味ってあるのかな?」と思いませんかね。

プレイ時間に期限があるゲームなら分かります。
例えば、運動量が多くて激しいスポーツとかですね。

そういうものはスポーツ自体に年齢制限は無いにしても、実質的にプレイできる年齢は限られています。

でも、そういうものじゃなければ、期間や年齢に限らず楽しめますよね。

FIREを目指すと「やりたい事」が見つかる

こういう退職後に「やりたい事」は、仕事一辺倒で生きていたら、あまり考えませんし見つからないです。

恐らく退職が近くなってきた50代くらいから、少しずつ考え始める人が多いと思います。

これはいつか全員が考えなきゃいけない問題で、避けては通れないんですよね。

ただ、FIREを目指す事で、それを早い段階からリアルに考える様になります。

生涯できる趣味や暇つぶしを早期に見つける事の重要性

私の場合、卓球ゴルフが好きなんですが、老後もできるいい趣味で、体が動く限り一生やっていきたいと考えています。

それと、いま行なっているYouTube、ブログ、SNSなどの発信も、楽しいので出来る限り続けていきたいですね。

もちろん、発信する媒体は変わるかもしれないんですけど、何かを作って発信する活動自体は楽しいので、形を変えて続けていると思います。

もう30代なので若くもないですけど、そういう趣味や興味のある活動にも時間を使いたいと思って、会社を辞めてこんな感じで生活しています。

もし、FIREを目指さずに会社の仕事一辺倒で、趣味や副業をせずにいたら、今みたいな気持ちにはなっていないと思うので、これはFIREを目指して良かった事の一つだと思います。

少しまとまりのない話になってしまったんですが、要は「会社で働いているうちから、退職後にやりたい事を探して、手を付けておいた方がいい」という事ですね。

退職後のやりたい事探しはFIREするしないに関わらず、人生の超重要なタスクだと思うので、ぜひ考えてみてください。

もしよければ、コメント欄で退職後にやりたい事を教えてもらえたら嬉しいです!

リスク②:お金のスキルが身に付かない

FIREを目指さないリスクの二つ目が、お金のスキルが身に付かない事です。

FIREを目指す過程でお金のスキルが身に付く

FIREや資産形成は、その過程で様々なお金のスキルが身に付きます。

例えば、家計管理、節約、投資、副業、節税といったものです。

個人的にFIREは、「お金の総合力」が試されていて、スポーツで例えると陸上の十種競技の様なものだと思っています。

ですので、恐らく武井壮さんはFIREがめっちゃ得意だと思います。いつかFIRE民の倒し方とかやって欲しいですね。

「FIRE民は節約のために業務スーパーに集まるんで、安い商品に集中してる時にドーン!で一発ですよ。イージーです!」とか言いそうだなと思いました。

話を戻すと、会社員でいると、安定した給与収入に甘んじて、これらのスキルが身に付かない場合が多いです。

特に、生活に困らないくらいの給料をもらっている人は、考える必要もないんですよね。

もちろん、節約家、兼業投資家、副業戦士の様に会社員の立場を有効活用しつつ色々やっている人もいます。

そういう人はこの話の対象外です。

問題は、会社員の給料だけに依存して、貯蓄、投資、副業、節税などの知識を付けずに退職を迎える事です。

リタイア期間のお金問題はFIREも通常の退職も同じ

FIREに対しては、「FIRE後に資金計画が破綻するリスクがある」という批判がよくあるんですが、これは通常の退職にも言える事です。

先ほどの話でも挙げたんですが、仮に60歳で定年退職しても、90歳まで生きるなら30年間は生活しないといけません。

定年まで働いた人なら、年金も普通の人より多くもらえますけど、それでも「あまり贅沢をしない普通の生活」ができるレベルだと思います。

老後までに必要以上の支出をしない生活に慣れている人ならいいですけど、そうじゃないと老後の計画が破綻する人も出てきます。

ですので、個人的にはFIREして早く辞める事よりも、そういうお金の知識を身に付けるのを先延ばしにして、生活レベルが高い状態でリタイア生活に突入する事の方が怖いと思いました。

FIREするしないに関わらず、お金の知識は必須

年金が貰えなくなる事はないと考えていますけど、今よりも支給額が減って、支給開始も遅くなって、自分で用意したお金で生活しないといけない期間は増えると思います。

ですので、FIREするしないに関わらず、お金の知識は必須だと考えています。

お金の知識というと、難しい話をイメージすると思いますが、無駄な支出を抑えて毎月の収支がプラスになる家計を作るだけでも十分だと思います。

お金を増やす、収入を増やすといった話はその次の話ですね。

逆に、どんなにお金を増やしたり収入が多かったりしても、出て行くお金がお金が多ければしんどくなるので、まずは家計の無駄を無くす事が重要になります。

そのためにも、過去に何度も紹介しているんですが、家計簿アプリで収支を把握するのは有効なので、是非試してみてください。

リスク③:生き方が受動的になる

FIREを目指さないリスクの三つ目が、生き方が受動的になる事です。

会社員の場合、会社の仕事を軸に生活が決まる

会社員の場合、会社の仕事を軸に生活が決まる事が多いです。

例えば、食事の時間、寝る時間といった生活リズム、住む場所といったものですね。

私も何も疑いもせずに従っていたんですけど、こういう生活は耐えられない人には耐えられないです。

ちょっとマニアックなネタになるんですが、島耕作シリーズに出てくる中沢さんの様に、転勤や単身赴任をポジティブに捉えられる人ならいいと思います。

住めば都で、新しい場所での生活を楽しめるメンタルを持っている人ですね。

でも、そうじゃない人には、縁もゆかりもない場所で、家族と離れて生活するのはキツいですよね。

FIREを目指しているには、こういう生活を変えたいと考えている人が多い印象があります。

FIREのメリットは「人生を主体的に選択できる事」

FIREする大きなメリットとして「人生を主体的に選択できる事」が挙げられます。

全て自分で自由に決められると言うとポジティブに聞こえますけど、逆に言うと、全て自分手決めなければいけないというネガティブな面もあります。

会社から仕事を与えられて、それによって生活リズムや住む場所を決める事で、逆に助かっている人も多いという事ですね。

それが急に、「毎日何をしてもいいし、どこに住んでもいいよ」と放り出されたら、普段からそうなった時の事を考えていないと何をしていいか分からなくなります。

もしサッカー選手だったとして、今までは所属チームでポジションを決められていたのに、明日から急にどのチームでどのポジションやっていいよと言われたら困ると思うんですが、そんなイメージですね。

FIREを目指す人は、自分の人生を主体的に生きたいと考えている人が多い印象があるんですけど、そうじゃない人で苦痛に感じる人は多いと思います。

会社員のうちから主体的に生きる練習をする事が重要

色々話してしまったんですが、要は「老後に急に自由を与えられても困るから、それまでの人生の中で主体的に選択する練習をしておいた方がいい」という事です。

私は、その一つの解決策がFIREを目指す事だと思っています。

FIREを目指す過程で色々な事を考えるんですよね。
・会社を辞めた後、何をして過ごすか
・そもそも何がしたいのか
・それはリタイア後じゃないとできないのか

以前に上げた「趣味の重要性」の動画で紹介した”大前研一さん”も仰られていましたが、「死ぬまで会社が面倒を見てくれる」わけじゃないんですよね。

ですので、会社での仕事が無くなったらどうしたいかを常に考えておく事は、FIREするしないに関わらず重要だと思います。

まとめ

まとめです!
今回は、「FIREを目指さないリスク」をお話ししました。

FIREに対しては懐疑的な意見や否定的な意見が多いですけど、その意見の多くはFIREする予定がない人も考えないといけないものです。

実際、FIRE生活は主体的に生きたいと思っている人じゃないと苦痛を感じる事もあると思いますが、FIREを目指すこと自体にはメリットしかないと思っています。

FIREするしないは置いておいて、「もしFIREするならどうするか」を一度考えてみてはいかがでしょうか。

今回の動画は以上になります。
最後までご視聴頂きありがとうございました!