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【リアル】普通の共働き夫婦が30代で資産5,000万円を貯められた理由3選

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ぱすたお
ぱすたお
こんにちは!ぱすたおです!
今回は「5,000万円貯める方法」がテーマの記事になります。

はじめに

よく頂く質問

我が家は、現在私が31歳、妻が32歳、それと子どもが1人いる3人家族です。

2021年12月に中間目標である資産5,000万円に到達して、現在はサイドFIREと呼ばれる会社を辞めてゆるく働きながら生活するライフスタイルにシフトしている最中です。

現在は私ぱすたおが先に仕事を辞めて個人事業主になっていて、妻は来年以降に仕事を辞めて働き方を抑えるダウンシフトする事を目指しています。

その中で、「どうやって資産5000万円貯めたの?」という質問を頂く事が多くなりました。

確かに資産5,000万円を貯めるというのは、30代前半の普通の会社員夫婦という属性を考えたら比較的早い方なのかなと思いました。

資産形成は社会人スタート(ハンデあり)

若くして投資に成功している人の中には、色んなタイプの人がいると思います。

  • 学生時代からビジネスをしてタネ銭がありました!
  • 学生時代から投資で稼いでました!
  • 親から相続でお金が入りました!

こういう人は凄いし尊敬しますし羨ましくも思いますが、我が家は私も妻もこういった事はなく、資産形成は多くの人と同じく社会人デビューでした。

貯金無しの状態から社会人生活を始めて、私に至っては新卒で入った会社を辞めてニートになって25歳で貯金10万円から再スタートしているので、むしろハンデがあった方かなと思います。

記事を読むメリット

そこで今回は、私たち家族が5,000万円貯められた理由について妻と話したので、それについてお話しします。

この動画を見て頂ければ「意外と資産形成って簡単そう!」普通の会社員夫婦でも全然できそう!」という気持ちになれると思いますので、ぜひ最後までご覧頂ければ嬉しいです。

チャンネル概要

ちなみにこのチャンネルでは、セミリタイア生活中の私ぱすたおが、FIREに関する情報や資産形成に役立つお金の知識を発信しています。

FIREを目指している人や、FIREは目指してないけどお金は増やしたい!という方の役に立つ情報を発信していきますので、興味のある方はチャンネル登録して頂けたら嬉しいです。

夫婦で目標を定めた

理由の1つ目は、「夫婦で目標を定めた」からです。

他にも理由はいくつかあるんですが、妻と話している中で、結果これが一番の基礎で大きな理由だったという話になりました。

目標を決めると逆算して計画を立てるようになる

どういう事かというと、「目標を決めると逆算して計画を立てるようになる」からです。

具体的に言うと、例えば夫婦で1,000万円を持っていたとして、後3年で1億円を貯めるという目標だった場合、かなり無茶をしないといけないですよね。

仮に投資で増やす場合、1,000万円全てを投資に回して、1年で2倍の成績を出したとしても、3年で8,000万円です。

もちろんこの間も働いて貯金は貯まっていくと思うので、実際には投資だけで増やす必要はないと思いますが、それでも1年で2倍近いリターンを狙うとなると、かなり攻めた投資が必要になります。

ただ、もしこれが後20年で1億円を作るという目標だった場合、毎月22万円を期待リターン5%の投資信託などに積み立てていけば、20年後に9,000万円くらいになる計算になります。

そうすると、現在の資産と合わせて1億円には到達するという計算になるので、「じゃぁ積み立て投資でいいか!」という話になります。

我が家の場合、毎月60万円の積立投資を目安にした

我が家の場合、遅くとも2030年までにはFIREしたいと思っていたので、当初は10年程度で1億円貯めるという事を目標にしていました。

そこから毎月の必要な投資金額を逆算すると、毎月60万円の積み立てが必要だという事が分かったんですね。

これだけで年間720万円を投資に回す計算になるので、最初は「いやいや無理ゲーだろww」と思っていました。

当時の手取り収入は、私が500万円妻が400万円合計900万円くらいだったので、支出を年間300万円に抑えても差し引き600万円で、720万円にはあと120万円くらい足りないんですよね。

しかも、これだと貯金は全く貯まらないし、支出が増えればすぐに破綻するし怖いなと思いました。

ですので、収入を後200万円くらいは増やして年間800万円くらい貯蓄に回せるようになりたいと思って、色々と計画するようになりました。

入金力を上げるために出世や副業を開始

そこで計画したのが、社内での昇進や給料の高い部署への異動と、副業でした。

本業:異動と昇進

私が勤めていた会社には、受かると希望部署へ異動できる社内試験があったので、それを使って今よりも収入が100万円くらい上がる部署へ異動を申し出ました。

過去にその試験に受かっていた先輩や、一緒に受ける優秀な同期もいたので、そういう人たちの力も借りて、試験に受かって異動できました。

ダメ元だったのでこれは本当にラッキーだったんですが、異動した先が給料も良くて仕事も刺激的だった反面、かなり忙しくて退職を検討する大きなきっかけになりましたね。

副業:不用品販売、せどり、ブログ、YouTube

それと副業については、やった事がなかったので色々とやってみました。

メルカリで不用品販売から始めて、せどり、ブログを経由して、現在のYouTubeに至ります。

せどり、ブログは続かなかったんですが、YouTubeは動画作りが楽しいのと皆さんから反応がもらえて励みになるので、今でもこうして楽しく続けられています。

そのお陰で、副業でも1年で100万円以上は稼げるようになりました。

会社での仕事と違って、今後も頑張れば頑張った分だけ上がっていく見込みがあるというところで、なんかこっちの方がワクワク感があって楽しいですね。

無理な計画は事故の元

こうして昇進と副業で収入が200万円以上増えまして、年間800万円くらいは貯蓄に回せるようになりました。

その結果、投資金額の目安にしていた毎月60万円の積立投資をしても大丈夫な家計になったという感じです。

ここまで聞くと、「なんか上手くいってんな!」と見えるかもしれないんですが、最終的には本業と副業と家事・育児のバランスを取る事が難しくなってしまい、異動してから1年9ヶ月で退職しました。

全部両立して一気に駆け抜けられればよかったんですが、私は不器用なのでそれができなかったですね。

最初に目標を定める事で逆算して計画を立てられるようになるので、このやり方は基本的な事ですけど非常に重要だと思います。

一方で、あまりに無茶な計画を立ててしまうと私のように計画が破綻する原因にもなってしまいますので、そこはご注意ください。

目標設定は頑張ったら手が届く程度がちょうどいい

ただ、個人的には一概に破綻したからダメという事ではないと思っています。

もちろん、最初から達成不可能なくらい無茶な目標設定をしていたら、目標を立てる意味がなくなってしまうのであまり良くないと思います。

一方で、頑張ったら届くくらいの「良い高さの目標」を設定しておいて、それに向けて頑張って取り組んだ結果、計画を修正する必要が出てくて軌道修正するというのは健全な事だと思います。

目的や目標を設定すると、そこから計画ができてアイデアも浮かんでくるので、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。

以上が、理由の1つ目「夫婦で目標を定めたから」についてです。

大きな買い物をしなかった

理由の2つ目は「大きな買い物をしなかったから」です。
2つ目にして急に現実的な話になってきましたね。

高低差あり過ぎて耳キーンなるかと思いました。

大きい買い物って何かというと、例えば家、車ですね。
我が家は家も車も買っていないんですが、振り返るとそれも資産形成に大きく貢献したねという話になりました。

私も妻も都内勤務だったんですが、家は郊外の賃貸暮らしですし、そこまで移動や買い物に不便な場所ではないので車も持っておらず、必要に応じてカーシェアやレンタカーを利用しています。

「良い家に住みたい!」とか「良い車に乗りたい!」とかそういう欲求を我慢しているわけではなくて、必要性を感じていないのでこうしているという感じですね。

もちろん昇進して収入が上がった時や、子どもが産まれた時に、家や車をどうするかといった話にもなったんですが、話し合いの結果、「まずは今のまま工夫してみて、どうしても不便で必要なら買う」という事にしました。

その結果、今のところは必要性を感じておらず、家も車も買っていないですね。

車はカーシェア、レンタカー

例えば車については、子供が生まれたら車が欲しくなるよーと言われたんですが、家から1分のところにタイムズカーシェアがあるので、それをあたかも自分の車かの様に使っています。

といっても使う事は滅多になくて、数ヶ月に1回レベルですね。
家族でのお出かけや、ゴルフに行く時に使うくらいです。

チャイルドシートだけ中古で買っておいて、その都度取り付けています。

面倒くさいと思われるかもしれませんが、シートベルトで取り付けるタイプのチャイルドシートを使えばどの車種にも取り付けられますし、慣れたら取り付けは1分で終わるので、全然苦じゃないですね。

ショッピングモールや小児科や病院も歩いていける範囲にあって、日常生活もベビーカーと抱っこ紐でなんとかなってるので、現状は車の必要性は感じていないです。

家は賃貸。でも持ち家の良さも分かる

家についても、賃貸の場合はその時の生活に合わせて家のサイズを変えられますし、もし私の様に家でできる仕事をしている人の場合は、家賃の一部を経費計上して節税もできるので、そういう面でも賃貸はメリットがあると思います。

もちろん住宅を購入するのがダメと言ってるわけではないです。

実際、家を買って部屋の一部を卓球室にしている友人もいて、そういう人を見ると毎日練習ができて羨ましいですし、家族でできたら楽しいだろうなと思う事もあります。

自分や家族のこだわりが詰まった家を家族と一緒に作っていくのはめちゃくちゃ楽しいと思いますし、そういう風に自分達でアレンジできるのが賃貸にはないメリットだと思うので、金銭面以外の価値を大事にする人は購入しても全く問題ないと思っています。

ただ、家にしても車にしても購入して終わりじゃなくて、そこからこだわって色々と買い足したり、修理修繕やメンテナンスなど追加の費用も掛かったりしてくるので、お金を貯めるという側面で見ると不利な部分が多いのかなと思いました。

この辺の価値観は人それぞれですし、こだわりが強く出やすい部分だと思うので、価値観を押し付けるのではなく、ぜひご家族とご相談しながら決めていかれる事をオススメします。

以上が2つ目の「大きな買い物をしなかったから」についてです。

株価の上昇に乗れた

理由の3つ目は「株価の上昇に乗れたから」です。

視聴者の方
視聴者の方
出たよ!結局ラッキーかよ!
いい加減にしろよ!はい退散退散!

という声が聞こえてきそうですが、少し我慢して聞いて頂ければと思います。

私たち家族の資産が大きく伸びたのは、ここ数年の好調な株式相場の影響によるものが大きいです。

特に米国株に多く投資をしていたので、2020年のコロナショック以降の回復相場ではその恩恵をかなり享受できました。

これだけ聞くとただのラッキーに思われるかもしれませんが、ポイントは「そのタイミングでまとまったお金を市場に置いておく事」だと思いました。

まとまったお金を市場に置いておく事

投資の名著「敗者のゲーム」に出てくる「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」という言葉は有名だと思います。

稲妻ってなんかカッコいいですよね。この言葉を見たときにSMAPの「青いイナズマ」遊戯王の「サンダーボルト」をイメージしちゃいました。
(すみません。おっさんジョークです。お許しください。)

つまり、資産運用で良い成績を出すには「相場が上がる時に相場に居合わせる事が大事」という事です。

「何を当たり前の事を!」と思われるかもしれないんですが、これって意外と難しい事だったりもします。

市場に居続ける事は意外と難しい

どうしてかと言うと、自分が持っている株が下がったら、不安で狼狽売りをしてしまう人は一定数いますし、ましてや暴落中に買い増しができる人は少ないからですね。

よく「暴落中に拾っておけば爆益じゃん!」みたいな考えを抱く人は多いと思うんですが、暴落の深さも分からなければ、その後にどのくらいで回復するのかも分からないので、そういう立ち回りができる人って非常に少ないです。

実際、コロナショックの時には多くの退場者が出ましたし、底を打って回復している最中では「通称:二番底おじさん」が猛威を振るいました。

二番底おじさんて何かと言うと、「もう少しで二番底がくる!下落は2回目の下げの方が大きい!まだ慌てるような時間じゃない!今は力を蓄えてその時を待つんだ…!」という投資助言を、色んなデータを交えなつつ実しやかに教えて下さる投資上級者の方々です。

結局二番底は来なくて、そのまま株価は上昇してしまったんですが、個人投資家の中には二番底を警戒して投資機会を逸した人も多かったです。

相場が悪い時には悲観論が多くなってきて、毎日不安な気持ちになりますが、そういう時に株を手放さずにおいた事が、結果的に資産の伸びに繋がったと思います。

投資信託は非常に優秀

そうは言っても株価が下落している時に買うのは不安だし、ましてや大金を突っ込むのは怖いと思われる人も多いです。

実際、私たちも2020年5月~7月頃にかけて積立投資に加えてスポットでの買い増しも行いましたが、そこまで大金は入れられませんでした

特に個別株であれば、大きな下落があった場合は復活するまでに時間が掛かる場合が多いですし、もしくは2度と同じ価格まで復活しない場合もあるので「損切りしようかな…どうしようかな…」と不安になります。

そこでオススメしたいのが、投資信託ですね。

投資信託なら大金を安心して預けやすい

投資信託は、株や債券など色んな資産クラスが詰め合わせになっている金融商品です。
我が家は運用資産の大半を投資信託で運用しています。

「そんなに投資して怖くないの?」と思われるかもしれませんが、投資信託の場合、幅広い銘柄をカバーしていて分散が効いていますし、時価総額加重平均型という仕組みもあるので、気持ち的には安心して投資できています。

時価総額加重平均とは、時価総額に応じて投資信託の組入銘柄の比率が変わるというものです。

例えば、調子の良い銘柄は株価が上がって時価総額が高くなるので組み入れ比率は増えて、逆に調子の悪い銘柄は時価総額が下がって組み入れ比率は減るというものですね。

こういう仕組みもあって、投資信託は個別株に比べて値動きの幅もマイルドになりますし、一度下がっても長い目で見れば回復して成長していく事が期待できます。

ですので、大きなお金であっても安心して預けやすいんですよね。
個人的に、投資信託は大きな資金を安心して置いておける安心感がすごいところだと最近特に思います。

我が家が投資している投資信託

我が家が投資している主要な投資信託はこちらの商品です。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS NASDAQ100インデックス

SBI証券を使っている人は、「SBI・VTI」の方が楽天VTIよりも若干手数料が安いので、そちらでもいいと思います。

我が家が使っている証券会社

我が家は楽天証券、SBI証券、それとLINE証券をメインで使っています。

証券口座は1つじゃなきゃいけないという決まりはないので、用途に分けて使い分けたらいいと思いますね。

楽天証券

楽天証券は投資信託のクレジットカード積み立てで1%のポイント還元が受けられる上に楽天ポイントで投資もできて、取引画面やツールも使いやすいので非常にオススメです。

SBI証券

SBI証券も投資信託のクレジットカード積み立てでポイント還元がもらえますし、取引手数料も安く楽天証券と並んでオススメです。

さらに最近だと楽天が投資信託の保有残高に応じてもらえるポイントを改悪したせいで、SBI証券の人気がまた少し高くなっていますね。

LINE証券

LINE証券はスマホ証券で、1株単位で日本株や投資信託を取引できるという点と、取引手数料無料やタイムセールで株が安く買えるという独自のキャンペーンをやっていて面白い証券会社です。

無料の口座開設をするだけで3,000円〜4,000円(キャンペーン時)の株がもらえるので、株式投資を体験してみたいという初心者の方におすすめの証券会社ですね。

楽天証券、SBI証券、LINE証券などオススメ証券会社のリンクは概要欄に貼ってありますので、投資デビューしたい方はそちらからご確認頂ければと思います。

以上が、理由の3つ目「株価の上昇に乗れたから」です。

まとめ

お知らせ

まとめの前に1つお知らせです。
資産形成に役立つ本やサービスをブログの方で一覧でまとめています。

これから資産形成を頑張りたいという方の役に立つものが揃っていますので、ぜひ一度概要欄のリンクからご覧になってみて下さい。

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今回の内容

まとめです!今回は「5,000万円貯める方法」というテーマで、我が家が資産形成できた理由を3つご紹介しました。

復習すると、こちらの通りです。

  1. 夫婦で目標を定めたから
  2. 大きな買い物をしなかった
  3. 株価の上昇に乗れた

数億円というと途方もない数字で気が遠くなりますが、5,000万円であれば意外とやり方次第で貯める事のできる金額じゃないかと思います。

個人的には、資産5,000万円という金融資産の下支えを持った上で、好きな仕事にチャレンジしてゆるく働いて稼ぎ続けていくというスタイルが自分の性格にあっていますし、多くの人にオススメできるスタイルかなと思っています。

いわゆるサイドFIREというスタイルですね。
今回の動画を見て「自分にもできるかも!」「資産形成頑張ってみようかな!」と思ってくれる人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。

今回は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!