働きやすいホワイト企業に転職して、仕事を楽しみたいなぁ。
でもホワイト企業は人気だし、第二新卒でホワイト企業に行くことなんてできるのかなぁ?
今回はこのような悩みにお答えします。
入社した会社がブラック企業だった場合、次こそホワイト企業に転職を成功させたいと思いますよね。
しかし、「第二新卒で人気のホワイト企業に転職することなんてできるのか」と不安を感じると思います。
私もそう思っていましたが、結論から言うと第二新卒でもホワイト企業に転職は可能です。
実際に、私は第二新卒で転職活動をしてホワイト企業に転職しました。
この記事を読めば、第二新卒でホワイト企業に転職する方法が分かりますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ホワイト企業とは
ホワイト企業に明確な定義はない
よく耳にするホワイト企業という単語ですが、実は明確な定義はありません。
何となく「働きやすい会社」「待遇がいい」「休みが取れる」などのイメージがありますよね。
よく言われるホワイト企業の特徴は以下になります。
・有給が取りやすい
・定時で上がれる
・残業代が1分単位で支払われる
・福利厚生が充実している
・女性も活躍できる
・給料が高い
・業績が安定している
・将来性がある
・コンプラ意識が高い
・労働環境が柔軟
・離職率が低い
これを全部満たしているような会社じゃなくても、いくつか満たしてるだけでもかなり働きやすそうな感じがしますね。
自分にとってのホワイト企業の定義を決める
先ほど述べたホワイト企業の特徴から、一般的なホワイト企業のイメージが掴めたと思います。
「じゃぁさっきの条件を全部満たしている会社を探そう!」と思うかもしれませんが、そうではなく、自分にとってのホワイト企業の定義を決める事が非常に重要です。
なぜなら、仕事に対して重視する部分は人それぞれ異なるためです。
例えば、「仕事が楽しくて給料が高ければ、休暇や労働時間にはこだわらない」という人もいれば、「有給が取れて定時で上がれるなら、給与はそこまで高くなくていい」という人もいます。
人によって、重視するポイントとその度合いも違います。
ですので、自分にとってのホワイト企業の定義を定めることが、転職の軸を定めることにも繋がるので非常に重要です。
ブラック求人に騙されない
自分にとってのホワイト企業の定義を定められたら、実際に求人を探します。
その際に最も注意しなければいけないのが、求人票の中に紛れ込んでいるブラック求人に騙されない事です。
一見すると良さそうに見える求人も、ちょっと調べたらブラック企業だったという事も普通にあります。
露骨に怪しいものもありますが、ここでブラック求人の特徴を抑えて、騙されない様に準備しましょう!
ブラック求人の特徴
ブラック求人の特徴は、以下の様なものです。
もし求人票でこの様な特徴があったら注意が必要です。
ブラック求人を見極めるポイント7つ
・みなし残業制度を適用
・外資系企業でもないのに年俸制
・未経験者歓迎×大量募集
・やたら社員インタビュー記事を転職サイトに載せている
・いつも求人を見かける
・学歴不問、社会人経験未経験者も「正社員採用」
・賞与についての記載が一切ないor「業績連動賞与」などの記載あり
引用元:キャリイ「第二新卒でホワイト企業に転職。ブラック求人を見極めるポイント7つ」
転職サイトを結構使っていると、こういう求人の違和感に気付く様になります。
しかし、使い始めたばかりの時や焦りで判断力が鈍っている時だと、意外と見落としてしまいます。
求人票を見て、「良さそうかも!」と思った時は、こちらのポイントを思い出して確認してみて下さい。
候補リストを作る
求人票を見る際の注意点も抑えたら、実際に転職サイトで求人を探して候補リストを作りましょう。
求人を探すときのポイントは、複数の転職サイトを活用する事です。
詳しく説明します。
総合型の転職サイトで検索
まず使うのは総合型の転職サイトです。
ここについては、最大手のリクナビNEXTに登録しておけば、第二新卒向けに限らずほぼ全ての求人をチェックできます。
求人選びのポイントは、完全に条件に当てはまらない求人でも気になったらリストに追加しておくことです。
理由は、完全に条件を満たしていなくても、エージェントを上手く活用できれば応募できる可能性があるからです。
エージェントの活用方法については後ほど説明します。
応募しなければ可能性は0%ですが、応募できれば選考に進める可能性は生まれます。少しでも可能性があるならチャレンジすべきです。
第二新卒向けの転職サイトで検索
次に、第二新卒向けの転職サイトを使って検索します。
こちらも、先ほどと同じで完全に条件に一致していなくてもリストに追加することが大切です。
理由も同じで、エージェントを活用すれば応募できる可能性があるためです。
特に第二新卒向けの場合、通常の転職サイトの求人に比べてポテンシャルで評価してもらえる求人が多いので、エージェントからのプッシュもしやすい求人が多くあります。
若さは大きな武器ですので、活用しましょう。
第二新卒向けにオススメのサイトはこちらで紹介しています。
中途がダメでも新卒採用に応募できないか確認する
もし応募したい企業があるけど転職サイトに求人が無い場合は、その企業の新卒採用をチェックすることをおすすめします。
理由は、第二新卒も新卒採用で応募できる企業が増えており、中途採用ではまだ応募できないような企業にもチャレンジできるからです。
実際、自分もこのパターンで受けた企業もありますし、今の勤め先には新卒採用で入社しました。
具体的に応募できる企業を知りたいという方は、こちらの記事もご覧ください。
転職口コミサイトで評価を確認
次に、リストアップした企業を口コミサイトでチェックします。
口コミサイトでは、実際に働いている人たちのリアルな声をチェックできるので、求人票からは分からないその会社の雰囲気や労働環境などが分かります。
代表的な口コミサイトはこちらになります。
転職会議
口コミサイトの代表格です。
口コミの量も多く、サイト自体も非常に使いやすいです。
open work
こちらも口コミサイトの代表格です。
転職会議に比べると、堅い感じのデザインですね。
口コミの数は転職会議と同じくらい多く、使いやすいです。
カイシャの評判
エン・ジャパンが運営する口コミサイトです。
まだ口コミこそ少ないですが、非常に見やすく使いやすいデザインです。
無料版だと制限がかかっており口コミの閲覧に制限がかかります。
有料サービスもありますが、自分の会社の口コミを投稿すれば、全ての口コミが見られるようになります。
5分程度で書けますし、匿名性なので身バレもしません。
短時間で多くの情報に触れることができるので、ぜひ利用すべきです。
応募の際は転職エージェントを使い倒す
候補リストをエージェントに提出
候補リストが出来たら、そのまま自分で応募することもできますが、オススメは転職エージェントを利用することです。
理由は、転職エージェントを使うことで様々なメリットがあるからです。
具体的にどういうメリットがあるか説明します。
・履歴書・職務経歴書の質が上がる
・企業研究が簡単になる
・面接指導など選考対策ができる
・条件に合った企業を探してくれる
・企業に対して諸条件(給与、勤務地など)の交渉をしてくれる
エージェントが使えない企業は直接応募
エージェントが使えない企業もあるので、その企業には直接応募します。
履歴書や職務経歴書はエージェントと添削していますし、面接などの選考対策もエージェントと行っているので、かなり通過率は上がると思います。
これも、エージェントを活用するメリットですね。
複数内定で迷ったら自分の大切にするポイントで選ぶ
ここまでしっかり対策をして選考に臨むことができれば、内定獲得は近いです。
しかし、選考が上手くいくようになると、内定をいくつか抱える状況になる事もあります。選ぶのに困るという状況ですね。
そうなった際は、企業ごとに自分の大切にするポイントを点数化して比較すると分かりやすくなるのでオススメです。
自分が一番納得できる会社を選びましょう!
まとめ
今回は「第二新卒でホワイト企業に転職する方法」について説明しました。
まとめるとこんな感じです。
■ホワイト企業とは
◎ホワイト企業に明確な定義はない
◎自分にとってのホワイト企業の定義を決める
■ブラック求人に騙されない
◎ブラック求人の特徴
ブラック求人を見極めるポイント7つ
・みなし残業制度を適用
・外資系企業でもないのに年俸制
・未経験者歓迎×大量募集
・やたら社員インタビュー記事を転職サイトに載せている
・いつも求人を見かける
・学歴不問、社会人経験未経験者も「正社員採用」
・賞与についての記載が一切ないor「業績連動賞与」などの記載あり
■候補リストを作る
◎総合型の転職サイトで検索
◎第二新卒向けの転職サイトで検索
◎中途がダメでも新卒採用に応募できないか確認する
◎転職口コミサイトで評価を確認
・転職会議
・open work
・カイシャの評判
■応募の際は転職エージェントを使い倒す
◎候補リストをエージェントに提出
◎エージェントが使えない企業は直接応募
◎複数内定で迷ったら自分の大切にするポイントで選ぶ
第二新卒転職は、大変なところもありますが、キャリアのやり直しやキャリアアップを図ることができる大きなチャンスでもあります。
もし今の仕事で悩んでいるようでしたら、チャレンジしてみるのもいいと思います。
転職に至らなくても、実際に行動することで大きな気付きを得ることができます。
無理だと決め付けずに、ぜひチャレンジしてみてください。
こちらの記事も、第二新卒転職の参考になると思いますので、読んで貰えたら嬉しいです。
それではまた!