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【具体例あり】第二新卒の転職理由作りのポイント3選

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転職したいけど、転職理由がうまく作れないなぁ。
まだ大した仕事もしていないし、転職で何をアピールすればいいんだろう?
ぱすたお
ぱすたお
こんにちは!元ヒモニート会社員のぱすたおです。

今回は、多くの早期退職者や第二新卒が悩む「第二新卒の転職理由作りのポイント」をご説明します。

しっかりとした転職理由を作れれば選考もスムーズに進むので、転職活動の成功に近付きます。

ぜひ最後までご覧ください!

 

Contents

第二新卒の転職理由のポイント

第二新卒の転職理由には「将来なりたい姿」「退職理由」「志望動機」の3つが必要

結論からいうと、第二新卒の転職理由には「将来なりたい姿」「退職理由」「志望動機」の3つが必要です。

なぜかというと、転職理由には一貫性のある論理的で納得できる理由が必要で、この3要素はその理由を構成するために必要なものだからです。

そもそも、なぜ一貫性のある論理的で納得できる理由が必要なのかは、自分が面接官の立場になったと思って考えると分かると思います。

自分が面接官だったらと考える

もしあなたが面接官で、新卒入社した企業を数ヶ月〜数年で辞めた求職者が応募してきた場合、気になるのはどういう部分でしょうか?

・なんでこんなに早く前職を辞めたのかな?
・なんでうちを志望しているのかな?
・うちに入ってもすぐ辞めてしまわないかな?

こういった部分ではないでしょうか?これらの質問は、どの企業でも高確率で問われます。
ですので、上記の問いに対する答えをしっかり用意しておく事が強い転職理由を作るには重要となります。

 

将来なりたい姿のポイント

「将来なりたい姿」を明確に説明できる状態にしておくことが最重要

結論からいうと、転職理由を構成する3要素のうち最も重要なのは、この「将来なりたい姿」を明確に説明できる状態にしておくことです。

なぜかというと、この「将来なりたい姿」が明確になっていないと、後に出てくる「退職理由」や「志望動機」においても納得のいく説明ができなくなってしまうからです。

例えば、
Aさん「将来は人の役に立つ仕事がしたい」
Bさん「将来は〇〇の商品企画に携わり、自分が手掛けた商品で多くの人の役に立ちたい」
この2人を比較すると、Bさんの方が説得力がありますし、やりたい事も明確ですよね。

このように、「将来なりたい姿」を明確にすると退職理由や志望動機の説得力が変わってきます。
可能なら、もっと5W1Hを明確にした「将来なりたい姿」にしてもいいです。

「将来なりたい姿」を明確にしてその理由まで用意しておけば、後の「退職理由」や「志望動機」が非常に楽になります。
なぜ楽になるかは、「退職理由」「志望動機」の部分でお話ししますね。

 

退職理由のポイント

退職理由のポイントは「ポジティブな理由」であること

退職理由のポイントは「ポジティブな理由」であることです。

なぜポジティブである必要があるかというと、前職の不満などネガティブな理由を言ってしまうと、転職した後も不満を感じた際に辞めてしまうのではないか?と思われるためです。

ですので、前職の不満は言わず、面接官が納得できるような退職理由を作る必要があります。

例えば、悪い例と良い例を挙げるとこのような感じです。

・人間関係が上手くいかなかったため

・給与が低かったため

・勤務時間が長かったため

・裁量権がなかったため

・職務内容に不満があったため

・会社に不満はなかったが、社内方針により希望する業務をできる可能性がなくなってしまったため

・昔から抱いていた〇〇の仕事に就きたいという夢を諦められなかったため

・仕事をする中で〇〇という仕事を知った。調べてみたら自分が成し遂げたい事に最も近いと感じたため、〇〇に携われる環境で働きたいと考えたから

いかがでしょうか。
「悪い例」より「良い例」の方が、「仕方ない感」がありませんか?

例え本当の理由が「悪い例」の様なネガティブ理由だったとしても、何とか頑張って「良い例」の様なポジティブ理由を推して、相手にマイナスの印象を持たれない様にする事が大切です。

本当に理由=ネガティブ理由を隠して、ポジティブ理由にするというと、本音と建前という感じで、苦手な方や抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、選考の場においては我慢して立ち振る舞った方がいいです。
ネガティブ理由を出した瞬間、それまで積み重ねたものがダメになってしまいます。

退職理由は具体性が重要

また、お気づきの方もいると思いますが、「悪い例」と「良い例」を比べた時に、抽象度が大きく異なっている事が分かると思います。

「悪い例」は非常に抽象的で、納得度が低いです。
それに対して、「良い例」は具体的で聞いている側も納得度が高いです。

退職理由は、具体性があって相手が思わず「それなら仕方ないかぁ」と思ってしまう様な理由になっている事が望ましく、前述の「将来なりたい姿」を明確にしておくと、この退職理由の納得度をより高める事ができます。

 

志望動機のポイント

志望動機のポイントは「その会社にしかない魅力」と「自分の目標達成=会社の利益」を強調する事

志望動機のポイントは「その会社にしかない魅力」と「自分の目標達成=会社の利益」を強調することです。

理由は、自分の本気度を伝えると同時に、自分を採用するメリットもアピールしないといけないからです。

分けて考えると分かりやすいので、それぞれ説明します。

その会社にしかない魅力とは

「その会社にしかない魅力」とは、業界内でその会社しか持っていない技術、ブランド、社風など、他社と差別化できる部分です。

ここは企業研究をしっかりと行わないと準備できないですし、使い回しもできないので大切な部分です。

この「その会社にしかない魅力」は、意外とみんな手が回らずに疎かになっています
理由としては、単純に忙しくて企業研究している時間がなかったという事が多いです。

転職活動は本当に時間との戦いなので仕方ないところもありますが、それ故に他の求職者との差別化が図れる大きなチャンスでもあります。

他の求職者とは違う、自分だけが感じている「その会社にしかない魅力」を伝えることができれば、本気度はかなり伝わるはずです。

自分の目標達成=会社の利益とは

「自分の目標達成=会社の利益」とは、自分が描く「将来なりたい姿」に近づく事で会社の利益にも貢献できるという構造になっている事です。

どういう事かというと、どんな会社でも常に何らかの課題は抱えていて、成長のためにはその課題を克服していく必要があり、その為の人材を採用したいと考えています。

ですので、自分を採用する事で、会社の抱えている課題の克服に繋がる事を強調できれば、採用される確率はかなり上がります。

第二新卒場合は、自分が「将来なりたい姿」に近づく=「会社の利益」に貢献できるでOK

通常の中途採用では、自社の業績をより高めてくれそうな即戦力の人材を採用します。
ですので、採用してすぐ活躍する事を求められます。

しかし、第二新卒の場合はまだスキルが乏しいので、すぐに会社の利益に貢献できるわけではありませんし、採用する側もそれを分かっています。

ですので、自分が「将来なりたい姿」に近づくことで、自然と「会社の利益」に貢献できる状態になる、という事を上手く結びつけて伝える事が重要になります。

例えば、
「将来なりたい姿」=〇〇のジャンルで商品企画に携わってヒット商品を出したい
「会社の課題」=〇〇ジャンルにおいて競合にシェアを奪われている
上記の例だと、「将来なりたい姿」に近づく事で「会社の課題」の克服にも繋がっていきそうですよね。

実際はもっと複雑な場合が多いですが、要は「自分を採用すると会社にもちゃんとメリットがあるよ」という事を伝えられればOKです。

「将来なりたい姿」を明確にしておく事で説得力が高まる

また、繰り返しになりますが、「将来なりたい姿」を明確にしておく事で、

・「なぜうちの会社じゃなきゃダメなの?」
・「うちの会社で何やりたいの?」

という定番の質問に対しても、説得力のある回答をする事ができますので、「将来なりたい姿」は明確にしておきましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は「第二新卒の転職理由のポイント」についてご説明しました。

まとめると、こんな感じです。

要約

◎第二新卒の転職理由のポイント
・転職理由には「将来なりたい姿」「退職理由」「志望動機」の3つが必要
理由:なぜかというと、転職理由には一貫性のある論理的で納得できる理由が必要で、この3要素はその理由を構成するために必要なものだから

◎将来なりたい姿のポイント
・結論:結論からいうと、転職理由を構成する3要素のうち最も大切で軸となるのは、この「将来なりたい姿」を明確に説明できる状態にしておくこと
・理由:なぜかというと、この「将来なりたい姿」が明確になっていないと、後に出てくる「退職理由」や「志望動機」においても納得のいく説明ができなくなってしまうから

◎退職理由のポイント
・結論:退職理由のポイントは「ポジティブな理由」であること
・理由:なぜポジティブである必要があるかというと、前職の不満などネガティブな理由を言ってしまうと、転職した後も不満を感じた際に辞めてしまうのではないか?と思われるため

◎志望動機のポイント
・結論:志望動機のポイントは「その会社にしかない部分」と「自分の目標達成=会社の利益」を強調する事
・理由:理由は、自分の本気度を伝えると同時に、自分を採用するメリットもアピールしないといけないから

本文の中でも強調していましたが、最も重要なのは「将来なりたい姿」を明確にしておく事です。

ここがブレたり明確じゃなかったりすると、それに付随する「退職理由」や「志望動機」まで説得力を失ってしまうので、繰り返しになりますがとても重要です。

「将来なりたい姿」を明確に伝えられて、それに対する問いにも答えられて、「退職理由」や「志望動機」にも結び付けて話す事ができるようになれば、選考をかなり有利に進められるようになると思います。

転職活動は大変ですが、勉強になる事も非常に多いです。
ですので、忙しい中にも楽しさや面白さを感じながら頑張ってください!

それではまた!