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【残るべき?】退職の判断ポイントについて【辞めるべき?】

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仕事つらいなぁ。

労働環境はそこまで悪くないんだけど、人間関係が合わないんだよなぁ。

これって仕事続けた方がいいのかな?
それとも思い切って辞めるべきなのかな?

ぱすたお
ぱすたお
こんにちは!元ヒモニート会社員のぱすたおです。
今回はこんな悩みにお答えします。

会社で働いている時、合う部分と合わない部分が分かってくると、我慢して続けた方がいいのかスパッと辞めて転職した方がいいのか迷う時があると思います。

そういう悩みを解決できるよう記事にしましたので、よろしければご覧ください!

 

Contents

仕事を辞めたい理由ランキング

会社に伝えた理由

1位:結婚・家庭の事情 23%
2位:体調を壊した   18%
3位:仕事内容     14%
4位以下:人間関係、社風や風土、業界・企業の将来性、給与、評価・人事制度など

本当の退職理由

1位:人間関係    25%
2位:評価・人事制度 12%
3位:社風や文化   11%
3位:労働時間    11%
5位以下:給与、仕事内容、業界・企業の将来性、待遇など

主な理由は人間関係

こちらのランキングは、2016年にエン・ジャパンが発表した「退職理由のホンネとタテマエ」です。

会社に伝えた理由と、本当の退職理由とでランキング内容が全然違いますね。
表に出ている理由と、心の中の理由とで大きく異なる事が分かります。

興味深いのは、本当の退職理由で圧倒的1位が「人間関係」である点です。
せっかく希望した会社に入れても、人間関係が上手くいかず辞めてしまう人は多いという事ですね。

しかし、人間関係の悩みと言っても様々なパターンがあります。

例えば、今の人間関係は悪いけど、少し経てば自分が異動したり相手が異動したりして環境が変わる場合などは、わざわざ辞める必要はないかもしれないですよね?

今回は、このように実は辞めなくても解決できるケースや、転職すべきケースを整理していきたいと思います。

 

辞めたい理由を整理して優先順位を付ける

最初に、辞めたい理由を整理して優先順位を付けましょう。

辞めたい理由の整理

粒感に関わらず思いついたものを全部書き出すこと

まずは理由の粒感に関わらず、辞めたい理由を全部書き出してみましょう。

こんな些細な理由でもいいのかな?と悩むレベルのものでも全部書き出しましょう。
些細な理由でも、深掘りしたら本質的な理由と繋がっている場合もあります。

例えば、「スーツ着用がマストなのが嫌だ」「定時1時間前には行かなきゃいけないのが嫌だ」とかそういうレベルでもいいです。

なんでも書いてみましょう!

まとめられそうな理由をグループ分け

次に、出した理由をグループ分けしましょう。

理由のほとんどは以下のようなグループにまとめられるかと思いますので、参考にしてみてください。

◎人間関係
◎仕事内容
◎社風・風土
◎給料
◎労働時間
◎会社・業界の将来性

グループ分けすると、結構自分の思考がスッキリしますよ。

辞めたい理由の優先順位付け

辞めたい理由をグループ分けできたら、次に優先順位付けを行います。

自分の中の辞めたい理由ランキングを作る

まず、グループ分けできた理由を、自分の中に占めるウエイト別にランキング化します。
ランキング付けに迷ったら、同列にしても大丈夫です。
あくまでも自分の中で辞めたい理由のレベル感を整理できればいいです。

転職で絶対に改善したい理由と妥協できる理由を分ける

ランキング化して、自分の中の辞めたい理由ごとのレベル感が分かったら、それを「転職で絶対に改善したい理由」と、「妥協できる理由」とで分けます。

もちろん、全て改善できる事がベストですが、なかなか全てを叶えられる企業に出会うことはできません。

ですので、少しでも候補を増やせるように「妥協できる理由」も考えておく事が重要です。

ここまでやれば、自分の中で辞めたい理由を理解できると思います。

「自分はなぜ辞めたいのか?」「何が譲れないのか?」まで自己分析をする事が大切です。

 

仕事を辞めるべきか続けるべきかの判断ポイント

転職でしか改善できないものかどうか

仕事を辞めるべきか続けるべきかの判断ポイントは、「転職でしか改善できないか」を見極めることです。

先ほど挙げた辞めたい理由の中には、転職せずとも解決できるものも含まれている場合が多いです。

転職活動はエネルギーを使いますし、自分が知らないだけで自社内で解決できるものもあります。

実際、自分の周りにも転職してから前職の良さに気付いたり、辞める前にもっと上司や人事に交渉したりすれば良かったと後悔している友人がいます。

そうならないよう、「転職すべきケース」と「保留にすべきケース」で辞めたい理由を整理する必要があります。

ここからは、辞めたい理由ごとに「転職すべきケース」と「保留にすべきケース」を整理します。

人間関係

○転職すべきケース
・異動の無い職場など、時間経過による環境変化が期待できない職場

×保留にすべきケース
・異動がある会社で、時間経過による環境変化が期待できる職場

人間関係の場合、異動の有無によっても変わってきます。

違う部署に行ったら、同じ会社でも全く雰囲気が違うということは珍しく無いので、まずは上司や人事に異動の相談をしてみるのもいいかもしれません。

 

仕事内容

○転職すべきケース
・希望部署、やりたい仕事に就ける可能性が無い
・思っていた仕事と違い興味が持てなかった

×保留にすべきケース
・希望部署、やりたい仕事に就ける可能性がある

何かその会社でやりたい仕事があって入社している場合、その仕事に就ける可能性が閉ざされた、または希望のタイミングで就けそうに無い場合は転職を検討すべきだと思います。

そうではなく僅かでもチャンスがあるのなら、チャンスを掴むために全力を尽くすべきです。

例えそれでダメだったとしても、その過程で学んだことは自分の糧になりますし、それきっかけで転職をする場合でもアピールできる材料になります。

 

社風・風土

○転職すべきケース
・セクハラ、パワハラなどのハラスメントが常態化している
・経営理念、会社方針に共感できない

×保留にすべきケース
・同僚たちとノリが合わない
・帰りにくい雰囲気がある

ハラスメントが横行している、企業理念や会社方針が形骸化していたり自分が納得できなかったりする場合は、部署を変えてもあまり意味がないことが多いです。

理由は、それがその会社全体の社風・風土として定着している場合が多いからです。

例えば、日本郵便グループの不適切契約の問題が2019年に問題になりましたが、ああいう会社では会社全体の風土が売上第一主義、隠蔽体質という風になってしまっているので、部署を変えても意味がなく転職をするしかありません。

ですので、個人の努力ではどうしようもないレベルであれば転職を検討すべきです。

 

給料

○転職すべきケース
・給料の未払い、減額が頻発していて不安
・給料が低く、将来的にも上がる見込みがない
・残業代が支払われない

×保留にすべきケース
・今の給料は低いが、努力次第で上がる環境にいる
・給料に不満はないが、仕事が激務

給与の未払い、減額など明らかに会社の業績不振や将来性への不安が伺える場合は転職すべきです。低賃金で時間を搾取される危険性があります。

一方で、会社の体力もあって給料にも不満はないけど、単に仕事が忙しいなどが理由の場合は、現状の仕事をどう効率化するかなど現状の改善に努めた方が良いと思います。

労働時間などの労働環境は、会社によっても部署によっても職場によっても変わってくるので、転職したからといって一概に改善できるものとも限りません。

報酬に不満がないのなら、どうしたらより効率的に仕事を終わらせて、且つ報酬も多くできるかを考えて改善していく方がいいです。

 

労働時間

○転職すべきケース
・長時間労働が常態化していて改善する見込みもない

×保留にすべきケース
・一時的に長時間労働となっているが、改善される見込みがある
・長時間労働だが、自分のキャリアの方向性と合っていてスキルアップに繋がる

労働時間については、長時間労働が常態化していて改善される見込みもない場合は、転職を検討すべきと思います。

なぜなら、他にやりたい事が見つかった場合など、業務外で時間が欲しい時に時間が取れなくなるからです。

働く上で、自分のために使える時間を確保することは非常に大切なので、毎日仕事だけで終わってしまうような状態の場合は転職を検討すべきです。

一方で、一時的に長時間労働となっているだけで改善される場合がある場合は、一旦保留としてもいいと思います。
忙しさにメリハリがつけられる環境は、慣れればやりやすい環境でもあるからです。

また、長時間労働だったとしても、仕事内容が自身のキャリアの方向性と合っていてスキルアップに繋がる場合は、頑張って続けてみてもいいと思います。
そこで苦労して頑張った経験は、必ず自身のキャリア開発や転職時にも有利に働きます。

 

会社・業界の将来性

○転職すべきケース
・斜陽産業で今後の成長が期待できない
・一時的なトレンドに乗って調子がいいだけの場合
・旧態依然でスキルアップが期待できない

×保留にすべきケース
・一時的に不調だが、将来的に改善される見込みがある
・これから市場規模の拡大が期待されている
・自身に任される裁量権が大きく、経験・知識を身に付ける機会がある

会社・業界の将来性については、原則として「成長業界」に身を置いて、その中で際立った「強み」があり、自身が「経験・知識を身に付ける機会がある」会社で働く事が望ましいです。

逆に、斜陽産業で今後の成長が期待できない場合、一時的なトレンドだけで儲かっていて安定性に欠ける場合、何も経験・知識を身に付けられない環境なら転職を検討すべきです。

理由は、いたずらに時間だけを搾取されて、給与など待遇の改善に期待できない場合が多いからです。

若いうちに成長業界に転職する、成長業界に関わる部署に異動するなどして、自分の市場価値を高める視点が大切です。

現状の自分の市場価値が気になる方は、ミイダスのようなアプリでも確認ができますので、やってみると面白いと思います。

市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!
 

問答無用で休職・退職すべき状況

心身に不調が出ている場合

心身に不調が出ている場合は、先ほど述べた「転職すべきケース」「保留にすべきケース」に関わらず、問答無用で休職・退職すべきです。

なぜなら、心身に不調がある場合は正常な判断ができないため、その状況で働き続けてもミスが頻発したり、転職するにしても転職先選びに失敗したりする可能性が極めて高いからです。

判断ミスは「焦り」によって起こる

例えば買い物で、期間限定セールで少し気になるものがあった時、終了間際に慌てて買って、後から「思ってたのと違う」「なんで買ったんだっけ?」と思うことありませんか?

これが正に「焦り」によって正常な判断ができずに起きた判断ミスです。

本来なら、「自分の状況を分析して、欲しい物、数、予算を考える」という事前準備をした上で判断すべきところなのに、「焦り」によって余裕がなくなり事前準備を疎かにしたために判断ミスが起こりました。

判断ミスを防ぐためにも休職・退職してまとまった時間を取ろう

仕事においても同じです。

退職、転職という大きな決断をする際に、正常な判断ができない精神状態で決断する事は絶対に避けるべきです。

精神が弱っている時は特に判断ミスが起きやすいですし、自己肯定感も下がっていて危険な状況なので、一旦まとまった時間を取るべきです。

休職するのもいいですし、それが難しそうなら退職するのもいいです。

休職は他人に迷惑がかかると思われるかもしれませんが、その発想は自分をもっと追い詰めるだけなので、気にせずに休職してください。

最悪、自殺につながる危険性もある危険な状態なので、自分のことを第一に考えて、まずは心身の回復に努めてください。

 

休職・退職が難しそうな場合

人によっては、会社に休職・退職の相談をしづらい人もいるかもしれません。

その場合は、最後の手段ですが「退職代行サービス」もありますのでそちらの活用も検討すべきかもしれないです。

退職の進め方や退職サービスについてはこちらの記事でまとめてありますのでご覧ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は退職の判断ポイントについて解説しました。。
まとめるとこんな感じです。

要約

■仕事を辞めたい理由ランキング
◎会社に伝えた理由
◎本当の退職理由
◎主な理由は人間関係
■辞めたい理由を整理して優先順位を付ける
◎辞めたい理由の整理
◎辞めたい理由の優先順位付け
■仕事を辞めるべきか続けるべきかの判断ポイント
◎転職でしか改善できないものかどうか
■問答無用で休職・退職すべき状況
◎心身に不調が出ている場合
◎休職・退職が難しそうな場合は「退職代行」も検討

転職活動自体は、自分の市場価値を再認識する良い機会なので常に頭に入れておくべきだと思います。

しかし、今の会社でも頑張れば解決できる事もたくさんあると思うので、すぐに「転職だ!」と思うのではなく、一旦自分の頭を整理してから考えてみることをオススメします。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた!