プロフィール

「あなたはヒモニートになったことがありますか?」

殆どの人がなったこともないし、なる事もないと思っていると思います。
私も、まさか自分が仕事を辞めてヒモニートになるとは思ってもいませんでした。

ここでは、

  • 私がなぜヒモニートになったのか
  • そこからどう復活したのか、
  • なぜブログを作ったのか

について書きましたので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

真面目な優等生だった少年時代

子どもの頃は、自分で言うのも変ですが真面目な優等生と評判の子供でした。

勉強の成績も良く運動も得意な方だったため、 特に困ることもなく小学校・中学校を過ごしました。

そしてその後は、進学校に入学⇨国立大学へ進学⇨就職、という無難な普通ルートを歩みました。

自分自身「俺の人生、無難に上手くいってるし悪くないよな」と思っていました。

就職後は仕事を頑張って、30歳くらいで結婚して子ども作って…みたいな普通の人生を送るのかなぁと漠然と思っていました。

しかし、就職して働き始めると、その考えは大きく変わることになりました。

あまりに甘ちゃんだった新入社員時代

大学卒業後、私は小さな銀行に入行しました。

当時の私は仕事について、「みんな続けられてるんだし、自分も出来るだろう」というフワっとした考えでいました。

しかし、実際に働いてみると銀行という組織の文化に馴染めず、日に日に心を病んでいきました。

銀行のことや仕事のことをよく調べずに入ってしまったこと、仕事に対して覚悟を決めれなかったことなど、様々な原因がありますが、結局は自分の甘さが招いた結果だと思っています。

結局、入行して1年で銀行を退職しました。

始まったヒモニート生活

退職後、会社の寮を追い出され途方に暮れていました。

実家に帰ろうか、安いアパートを借りてバイトでもしながら食いつなぐか迷っていると、当時付き合っていた彼女がこう言ってくれました。

「住むところ無いなら、ウチに住めば?」

無収入状態で彼女の家に転がり込むとかヒモじゃん…仕事もしてないしヒモニートじゃん…など色々な思いが駆け巡りましたが、本当に困っていたので、プライドを捨てて彼女に甘えることにしました。

こうして私のヒモニート生活が始まりました。

自堕落なヒモニート生活からの復活

彼女の家に転がり込んで数日、最初のうちは「会社に行かなくていいし、毎日ゆっくり寝られてサイコー!」とヒモニート生活を満喫していました。

寝たいときに寝て、起きたいときに起きて、掃除・洗濯などの家事を済ませて好きなことをする。

なんだこの高等遊民は…と自分でも思うような半・主夫生活でした。

しかし次第に、彼女の稼いだお金で借りている家に住ませてもらって、電気も水もガスも食費も払ってもらって、彼女は毎朝出勤するのに自分はまだ寝ているという状況に危機感や焦燥感を抱くようになりました。

「いつまでもこの状態じゃいかん、どうにかしないと…」

それから少しずつ転職活動を始めるようになりました。

しかし…

  • 焦って早く次を決めてまた合わない仕事だったらどうしよう
  • そもそも次も会社員でいいのか
  • 自分がやりたいことは何なのか

など悩みが尽きず、悶々としていました。

そんな自分を見て、彼女がこんな事を言いました。

「私が稼ぐから、焦らなくていいよ」

いつまでも方向が決まらない優柔不断な自分に、普通なら別れて見捨ててもいい状況なのにもかかわらず優しい言葉をかけてくれた彼女に対して、

「この人と結婚して、絶対幸せにしないといけない」

という気持ちになりました。

そこから、彼女を安心させて彼女の親に結婚を認めてもらうために転職活動に本気で取り組むようになりました。

転職活動の終わりと結婚

転職活動は初めてでしたし、分からないだらけで毎日手探りで進めていました。

・転職サイトを毎日チェック
・転職エージェントと職務経歴書を何度も添削
・書類選考通過した企業の面接対策

かなり忙しかったし、今思えばもっと効率化できた部分や、やらなくても良かった部分もたくさんあったなと反省もありました。

そんな日々を送り、転職活動開始4ヶ月目で、大手メーカーに内定をもらう事ができました。
実は新卒の時にも応募していた企業で、その時は一次面接で落とされていた企業だったので、自分にとってはそれも含めて非常に嬉しかったです。

そして、入社してすぐ彼女にプロポーズして、入社半年で結婚しました。
今は子どもも生まれて、仕事に育児に頑張る毎日を送っています。

妻がいなければ、自分はどうなっていたか分からなかったので、妻には本当に感謝しています。

ブログを始めた理由

ヒモニートになってどん底まで落ちて、復活して結婚したという話をしたところ、いろんな人から、

「話を聞いて楽になった」
「一歩踏み出すきっかけになった」

と言ってもらえました。

その時、自分の経験談や失敗談を伝えることが、誰かの後押しになるんだという事に気付いたので、昔の自分と同じような悩みを持っている人の助けになればいいなと思い、ブログをはじめました。

現在進行形で妻に恩返し中なので、ヒモニートの恩返しという名前でやっています。

このブログが、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。