

この記事で分かること
・子ども1人+アラサー共働き家族が10年でFIRE(早期リタイア)する方法
・2030年までに資産1億円を用意する計画と現在の進捗
先に、ぱすたお家の家族について簡単に紹介します。
ぱすたお:アラサー会社員、元銀行員、大手メーカー勤務
ぱすたお妻:育休復帰1年目(フルタイム)、同じくアラサー会社員
娘(2歳):保育園児、8か月からパパ嫌期継続中。
関東圏内2LDK賃貸暮らし、世帯年収は1200万ぐらい。

Contents
2030年、早期リタイアに向けての具体的な戦略
私たち家族は、2030年までに資産1億円でFIRE(早期リタイア)する事を目標としています。
2030年までに資産1億円を達成し、FIRE(早期リタイア)する
まず、FIREを達成する条件として、以下の2つがあげられます。
1、貯蓄率を高め、生活費の25年分を貯蓄する。
2、投資のインフレ調整後の利回りを4%以上にする。
貯蓄率とは、貯蓄額を可処分所得で割った比率であり、主に収入に対して、貯金や投資にまわせた分の比率で表します。
FIREをするために必要な資産は、生活費の25年分と言われており、生活費の25年分については、トリニティ・スタディの4%ルールの前提を参考にされています。
※トリニティ・スタディの4%ルールとは、トリニティ大学で行われた研究結果の事で、資産のうち、75%をS&P500連動のインデックスファンド、25%を高格付社債に投資した場合、毎年4%ずつ資産を取り崩しても、25年後は100%、30年後は98%の確率で資産が残るという事を表しています。
↓トリニティ・スタディ、4%ルールについてはこちらの動画でも紹介しています。
ざっくり説明しますと、生活費25年分を利回り4%以上のインデックスファンドで運用し、毎年4%ずつ取り崩していくことで、資産を長持ちさせる作戦です。
年間生活費を400万円とすると、目標値は資産1億円、毎年4%の取り崩しで年間400万円生活費に使える計算です。
400万円×25年=1億円 ※25年分の生活費
1億円×0.04(4%)=400万円 ※毎年生活費として取り崩す分
ぱすたお家は、2020年1月から家計簿をつけ始め、家計の見直し、貯蓄率の算出を行いました。結果、昨年(2020年~2021年)の生活費合計は321万円。貯蓄率は73%。
今後、子どもの学費や、急な病気等の可能性も視野に入れて、年間生活費を400万円として計算しました。

リベ大の両学長、FIRE最強の早期リタイア術(著者クリスティーン・シェーン)、三菱サラリーマンこと穂高唯希さんの等を参考に、ぱすたお家は目標を1億円に設定し、以下3つの事を実践しています。
家計を見直し、貯蓄率70%をキープする
FIRE最強の早期リタイア術に、貯蓄率とリタイアまでの年数を表したグラフがあります。
出典:FIRE最強の早期リタイア術
この図の赤枠、投資利回り4~6%、貯蓄率70%の場合、理論上では、7~10年でリタイアが可能となります。
ちなみに、30歳でFIREをした厚切りジェイソンさんの貯蓄率は90%、三菱サラリーマンさんの貯蓄率は80%だそうです。
貯蓄率70%の場合、1年分の生活費を貯蓄するには、(1-0.7)÷0.7=0.428年間の労度所得が必要ですが、貯蓄率80%の場合、0.25年間分{(1-0.8)÷0.8=0.25}、貯蓄率90%にいたっては、0.11年間分{(1-0.9)÷0.9=0.11}の労働所得でいい計算になります。
投資リターン1%でも、3~5年働けばいい計算なので、恐ろしすぎますね。

ぱすたお家は暮らしの幸福度を大切にしたいと思い、食費を切り詰める、趣味を辞めさせるといった、辛い節約は一切していません。(※見切り品や半額のお肉はよく買いますが…笑)
旅行や好きなもの、食洗機等、便利なもの・価値のあるものにはお金を使い、高い携帯料金や保険など、必要では無いと思う支出は省くようにしています。そのほか、ふるさと納税やポイント還元率の高いお得な制度は積極的に活用するようにしています。
毎月の収支については、各自マネーフォワードミーで管理し、お互いの収支をExcelでまとめることで、一月ずつの収支や資産状況を一目で確認できるようにしています。
・携帯料金や保険料など、毎月かかる固定費の見直し
・ふるさと納税や、楽天のお買い物マラソンなど、ポイント還元率の高いお得な制度の活用
・生活費を項目ごとに分担、マネーフォワードミーとExcelで毎月の収支を確認
インデックス投資を中心に、NISAやiDeCoなどの非課税枠も使い、積極的に運用していく。
現在、ぱすたお家は、全米・全世界株式インデックスファンドに毎月40万~60万円積立、それとは別に自分と妻の一般NISA、娘のジュニアNISA、持株会、企業型DC、iDeCo等で各自資産運用をしています。


※2020年12月末時点の資産状況はこのような感じで、資産合計は2,880万円ぐらいです。
御覧の通り、私も妻もまだまだ現金比率が高い状態にあるので、毎月の積立金額を高めに設定しています。
投資に関しては特に家族で決まり事は設けておらず、各自日本個別株、米国個別株、米国ETF、高配当、優待株、etc、好きな銘柄を購入している感じです。投資方針もあまり定まっていませんが、傾向としては私がグロース株、妻がバリュー・高配当株狙いという雰囲気がありますね。
副業収入を育て、複数の収入源を確保する。

FIREを目指し始めた事、その学びや経験を発信していければと思い、2020年4月からYouTubeとブログを始めました。
FIRE関連の情報、書籍やシミュレーション、実際にFIREを目指されている方が取り組んでいる事などを発信しています。私自身も学びになりますし、短い時間で皆さんにも有益な情報を伝える事ができれば、とも考えています。
ありがたい事に2020年12月18日、YouTube ぱすたお家の早期リタイア戦略ch が、チャンネル登録者数1,000人を達成し、まだまだ少額ですが、毎月の副収入・不労所得を得る事が出来るようになりました。
拙い私の紙芝居のような動画をいつもご視聴いただき、いいねやコメントをいただける事、同じくFIREを目指す方々と繋がりが出来た事、本当にに有難く思っています。
私自身、YouTubeやブログを始めてみて、プレゼンや構成、動画作成のスキルが身についた事、同じくFIREを目指す方々と繋がりが持てた事、収入以外にも多くのものを得ることができました。せっかくFIREをするのですから、Youtubeと並行して、様々な事業にも挑戦していきたいという気持ちが強くなりました。
両学長もおっしゃっているように、「今日が人生で一番若い日」ですからね。
実は、YouTubeの作業量が多く、なかなかブログを更新できずにいました…。今後は当ブログの運営も頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします!

まとめ
以上、ぱすたお家の2030年、資産1億円FIRE(早期リタイア)の具体的な戦略について書かせていただきました。まとめると、
①家計を見直し、貯蓄率70%をキープする。
②インデックス投資を中心に、NISAやiDeCoといった非課税枠を使い、積極的に運用していく。
③副業収入を育て、複数の収入源を確保する。
以上、3つの事を軸に、FIREに向けて、日々学んだ事を発信していきたいと思います。
少しでもFIREを目指す皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
YouTube ぱすたお家の早期リタイア戦略ch はこちら
妻ザブトンの気ままな雑記ブログはこちら